化学肥料を使うと、見た目も立派で美味しそうな野菜ができますが、
ハリボテというか、野菜本来の味が損なわれると思うからです。
生産者である私たちが食べて納得できる野菜を目ざしています。
さて、2月12日京都テルサで開催された『ほっこり市』に出店しました。
雪の中から大根を掘り出して持って行きました。
お隣のブースは、山科の農家さんで、立派な野菜を満載持って来られてました。
水菜・春菊・キャベツ・大根・自家製たくあん等など・・・・・
特に大根は、うちの大根の1・5倍の大きさで葉も青々として、見るからに美味しそうでした。
おまけに、1本100円なのです。実はうちの大根も1本100円です。
見た目では完全に負けている、うちの大根…50円に値を下げるべきか、迷いました。
結果・・・売れ残ったら、持って帰って自家用で食べるだけと、心を決めて100円で売りました。
最初は全く売れずにいましたが、お客さんに雪の中から収穫したことや甘いことを説明すると
ポツポツと売れて、長大根は全部、丸大根は2本を残して売り切りました。
皮つきのままブツブツと切って昆布だしで炊くと、とろけるおいしさです。
葉っぱはさっとゆがいて、きざんで、ごま油でちりめんじゃこと炒め煮にします。
仕上げに醤油をかけて、アツアツごはんとどうぞ!