消費者がその作物を買ってくれなければ
どうしようもないわけで
最終的にはチョイスしてもらえるような荷姿が大切ということになります。
商家の育ちである母から常々言われていることは
売り物には花飾れ!
売り物なのだから荷姿をきれいにするのは当たり前で
そこにさらに花を添えるつもりで、より見栄えよくするようにということなのです。
作物を収穫・選別そして袋詰めの工程で迷うことがあります。
実山椒ですが、パックに入れて袋詰めしたこの荷姿がいいか?
袋に詰めただけの方がいいのか?
他の生産者からもたくさんの実山椒が出荷されます。
その中で売れ残らないためには、どうしたらいいのか?
売れてなんぼの世界ですから
気をぬくわけにはいきません。
もちろん止めるテープの色も選びます。
ラディシュやサニーレタスは
前日にきれいに洗って一晩 水気を切ってから袋詰めします。
いかにきれいに水気が切れるかがポイントです。
穴あきのプラ袋なので水滴があると
お客様の手を汚してしまうかもしれないからです。
思うような荷姿にならないと出荷をあきらめることもあります。
新じゃがいもとウインナーとにんにくの茎をソテーにしました。
新じゃがいもを拍子切りにしてゆでます。
柔らかくなったらザルにあげます。
3cmに切ってゆがいたにんにくの茎とウインナーと炒めます。
味付けは塩コショウでします。
簡単な料理ですが、今しか食べられない料理です。