体長50センチほどの脂ののった鯖で、かね和で加工された鯖でした。
舞鶴産ではなく宮城産でしたが、寒鯖にかわりはなく、鯖寿司にすることにしました。
三枚におろして柚子酢につけました。
頭や背がとてもおいしそうで、捨てるのはもったいなかったので
船場汁もどきを作ることにしました。
ぶつ切りにして、熱湯をくぐらせ、新聞紙の上で水気をしっかり切ります。
銀杏切りにした大根と2センチ幅に切った岩津葱を炊いて
そこへ鯖のアラを入れて煮ます。
野菜がよく煮えたら、煮汁で柚子胡椒を溶いて混ぜます。
一晩、鍋のままおいておき、翌日にこごりでプルプルしたのを
刻み葱をたっぷりとかけていただきます。
薬味(柚子胡椒と葱)のおかげか、生臭さもなく
鯖のだしがきいてとてもおいしい一皿になりました。
一晩おいてから、いただくのがベストかも!