例えば外国産の安価な鶏肉を使っていても、ふっくらと冷めてもおいしいから揚げになり、
国産の鶏肉で作った自家製から揚げよりも、おいしかったりします。
最近の加工技術の進歩は目覚ましく、工業製品といった感じです。
材料にこだわり、手間をかけてつくった品よりも
買ってきた加工品の方が安くておいしいとしたら・・・何のための手作りなんだろうと・・・
「料理することは、お皿の上に物語を紡ぐこと」を信条にやってきた私としては、
ちょっとした虚脱感におそわれます。
そんな時、台所の引き出しの中に、亀岡のまどころさんからいただいたお菜箸をみつけました。
木でできたまどころさんのお菜箸(上)は、実に使い勝手がよく
細かいものもつまめるし、大きいものもしっかりと挟めます。
写真下の百均の竹製のお菜箸とは、全然使い勝手が違います。
このお菜箸を使って料理を作っているうちに、
また料理を作り続けて行こうという気になってきました。
【ねぎ塩チキン】
【厚揚げの野菜あんかけ】
【きゅうりとザーサイの和え物】